社会福祉法人白根学園(横浜市旭区・鶴見区)|知的障害児者の総合支援

　１０月５日（火）に、職員全体研修会が開催されました。講師は、日本知的障害者福祉協会会長の井上博氏で、研修テーマは、「利用者に学ぶ・・知的障害児者施設で働くということ」です。当日は、講師の井上先生と「ぶどうの実」、「しらねの里」、「希望」の３会場をリモートで結び、若手職員を中心に約７０名の職員が参加しました。
　
　「働く」ことや「ケア」の意味、障害者福祉の歴史、ソーシャルワークの視点など、特に「個人」と「問題・課題」をどのように考えるのか、「個人」と「環境」との相互作用などについて、ご自身が関わった利用者の事例などを交えて分かりやすく講義をいただきました。最後に、この仕事に従事することの素晴らしさや、利用者に学び、共に成長する喜びについて話され、大きく共感することができました。

　研修後のアンケートでは、「自分も利用者も色々な可能性があるということを忘れずにいたい」、「自分の価値観を押し付けないようにしていきたい」「個々の考え方や得意なことを見つけ、利用者と共に成長していきたい」など多くの意見が寄せられました。井上先生、貴重な講義をありがとうございました。